東京駅や皇居に近い都心のビジネス街・大手町で温泉が噴出した。司会の羽鳥慎一が「これです」とコップに入れて見せた琥珀色のお湯は、地下1500メートルから湧いた36・5度の「含よう素ナトリウム塩化物強塩泉」で、湯量は毎分240リットル。筋肉痛や関節痛、神経症や五十肩、冷え症に効き、保湿・保温効果もあるという。
もともと東京は大温泉地帯
温泉が噴き出たのは、隣に31階建てのビルを建設中の縦8メートル、横24メートルの狭い土地で、三菱地所が最新マシーンを使って3か月で掘り当てた。温泉ライターの山﨑まゆみさんは「きっとずっしりした、いいお湯がわいています」と話す。
もともと東京は大温泉地帯のなかにあり、温泉施設はここ20年で5倍に増えた。大田区などには以前から黒っぽいお湯の温泉がわいてきたが、最近は技術が進歩して地下1000メートル級の深さまで掘れるようになって、泉質も色も変わってきた。
大手町温泉は来年5月に複合ビルの中に開業する予定で、入浴料は1回1500円程度になりそうだ。
司会の羽鳥慎一「ちょっと高いけど、天然の温泉に入れますね」
山﨑さんは「これまで都心にはできたことがなかったので、温泉がもっと身近になります」と期待を込める。
羽鳥「アフター5が変わります。都内のいろんなところで汗を流せます」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト