早くもインフルエンザ本格流行!予防接種グレードアップして値上がり

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   異例の早さでインフルエンザがはやり始めている。例年は12~3月にピークを迎えるが、今年(2015年)は9月に流行が始まり、全国14の学校で学級・学年閉鎖が出ている。

   早い流行の原因は昼と夜の寒暖の差が大きいことのようだ。「大川こども&内科クリニック」の大川洋二院長は「気温が低下すると、鼻の状態が悪くなったり、乾燥などでインフルエンザウイルスが侵入しやすくなります」という。

今年は抗体持つ人少ないBビクトリア型!劇症化する恐れ

   今年のインフルエンザの注意点は何か。大川院長は「09年に猛威を振るったAパンデミック型が流行することが考えられるほか、B型ではビクトリアタイプが大流行する可能性があります」と予測する。Bビクトリア型はここ数年流行していないので、抗体を持っている人が少なく劇症化する恐れがある。

   インフルエンザワクチンの接種料はこれまで約3000円ほどだったが、今年はさらに500~1000円値上げになっている。阿部悦子プレゼンターが説明する。「去年まではAパンデミック型、A香港型、B山形系統だったのですが、Bビクトリア系統が加わって価格が高くなりました。そのかわり、効果も上がる予想です。例年では予防ワクチンを接種した人でインフルエンザにかからなかった人は3~5割だったのが、今年は5~6割にアップすると期待されています」

   値上げの説明がいまひとつわかりにくかったが、「4種混合」と字幕にあったので、値上げは去年までの3種混合からグレードアップされた4種混合ワクチンになったからなのだろう。

   司会の小倉智昭「私は最近、安く接種できますよって言われた。高齢者用のね。あれもらうと寂しいもんですよ」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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