台風23号から変わった超大型低気圧がきのう8日(2015年10月)、北海道で猛威を振るった。司会の羽鳥慎一が「各地で被害が続出しています」と伝える。とくに低気圧の中心に近い北海道東部(道東)が直撃を受けた。太平洋に面した浦幌町では大型トラックが風にあおられて横転し、根室市に向かう取材の車からは電話がかからず、ネットも途切れた。
「何十年に1度の被害が数か月ごと」
根室市では道路もすっかり冠水した。飲食店の男性店長は「ひどいですね。何十年に1度の被害が何か月かに1度きている」と話す。根室市は去年12月に冠水・浸水被害があり、今年8月の大雨でも被害を受けた。今回も「食材がほとんどいっちゃった50万円以上の被害です」(飲食店長)、「10か月の間に3回だから、市はもう少しなんとかやってくれないと」(菓子店従業員の男性)と、住民はうんざり顔だ。
北海道のまん中にある三国峠では、例年なら紅葉の時期なのに、アラレが積もり、一面真っ白となった
羽鳥「常総市の水害を思い起こさせます」
吉永みち子(エッセイスト)「対策が追いつかない面がありますね。この頃の気象は(従来の対策では)おさまりきらないのですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト