幕張メッセで行われている世界最先端のIT家電の見本市「シーテックジャパン2015」(2015年10月10日まで)に、夢の家電が登場した。洗濯物自動折りたたみ機だ。
開発したのは「セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ」で、展示ブースには大型の冷蔵庫ほどのもの置かれていた。案内嬢がクシャクシャのTシャツを放り込むと、数分後にキチンとたたまれて出て来た。
2018年に一般販売を予定
どういう仕組みになっているのか。案内嬢は「中の情報は機密情報となっています。まだ開発中でもありますので、今回は残念ながらモザイクのかかった映像と静止画でご勘弁ください」とつれない。
「スッキリ!!」スタッフがしつこく聞くと、コンピューターが瞬時に洗濯物の形状を把握し、ロボットアームが服をつかんでていねいに折り畳んでいるという。1枚折りたたむのにおよそ4分、1回に40枚程度の洗濯物を投入できるのだそうだ。
関根信一社長が言う。「現在のデモンストレーションでは3分40秒でたたんでいます。実際にはバスケットに大量の洗濯物を入れたら、そこから1枚1枚取っていくという作業もありますので、5~10分かかってしまいます。人間からすると遅い数字ですが、ロボットからすると奇跡的に速い数字です」
いまのところ折りたためるのは、シャツ、ズボン、スカート、タオルの4種類。子供服から3Lサイズまで識別することもできる。値段は未定だが、2018年には発売を予定している。
難点は「大きすぎる」のと「時間かかり過ぎ」
青木愛(シンクロナイズド・スイミング五輪代表)「1枚5分はかかり過ぎですが、寝る前にガッと入れて、朝できてたら嬉しいですね。ただ、もっとサイズ感が小さいといいですね」
たしかにこの大きさでは、家庭では置き場所がなさそうだ。
湯山玲子(著述業)「主婦だったら買いますよ。でもコレ、絶対、中にオバチャンがいるような気がして」
上重聡キャスター「中にオバチャンはいませんから」
武井壮(タレント)「きのうツイッターで『畳むのが苦手』ってつぶやいたばかりです」
上重「じゃ、お買い上げ、宜しくお願いします」
ビレッジマン