大雨、洪水、巨大竜巻・・・北半球で続く「異常気象」原因は海水温の上昇

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   超大型台風23号が北海道東部に接近中だ。強風域が半径800キロもあり、東北地方にまでかかっている。とくに注意が必要なのは高潮で、8日昼過ぎには満潮とかさなる。

   大雨・強風被害は日本だけではない。菊川怜キャスターが「アメリカ南東部のサウスカロライナ州では1000年に1度の大洪水が発生しています」と伝える。サウスカロライナは海と山に囲まれた人気の観光地だが、先月30日(2015年9月)から6日までの1週間で450ミリ、多いところで700ミリの雨が降り、州の50%が浸水し、少なくても15人が死亡したという。

   州都・コロンビアではダムの決壊で市全体が湖のような状態になり、墓地では埋葬された柩が次々と浮かび上がる。オバマ大統領は非常事態を宣言し、知事も「1000年に1度の大雨だ」と住民に最大限の警戒を呼び掛けている。

30年に1度しか起こらない珍しい現象

   中国・広東省では4日、台風22号で複数の竜巻が同時発生し、7人が死亡し215人が負傷した。フランスのリゾート地、コートダジュール地方は1日から3日にかけて激しい雨に見舞われ、建物の多くが浸水して20人以上が死亡した。

   北半球を中心に起きている異常気象の原因について、天達武史(気象予報士)は「異常気象には基準があって、30年に1度ぐらいしか起きない珍しい現象を指します。いま異常気象をもたらしているのは、北半球全体が高温になっていて、海水温が上昇していることで起きていることです」という。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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