1980~90年の日本の研究をいま世界が評価
梶田さんはきのうの記者会見で、「研究を進めるうえで私にとって一番重要だったのは、小柴先生、戸塚先生、この2人です」と強調した。
司会の羽鳥慎一「梶田さんの受賞で日本人の受賞者は24人となりました。このうち、物理学賞は11人です。なぜ多いのでしょうか」
梶田さんを長年取材している科学ライターの緑慎也氏は「1980年代から90年代に行われた研究に対して与えられています。当時、経済的に余裕があったため、基礎的な研究ができた。その成果がいま認められているということです」とみている。
羽鳥「それにしても2日続きですよ」
菅野朋子(弁護士)「内容はさっぱり分からないんですが、うれしいことです」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「やっぱり、基礎研究に対してはしっかり予算を付けなければダメだということなんですね。どんな時代でも。そうじゃないと、これから20年先は受賞者がいなくなってしまう」
すでに、そういう予兆はないのか。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト