「16年前に亡くした家内が喜んでいる」奥さんが実家から生活費借り研究
当時、支えてくれたのが文子さんだった。半生の著書によると、大村さんは書籍や実験器具ばかり購入するので、生活費は文子さんの実家から賄っていたという。夕食を運んだり、実験データの計算を手伝ってくれたりしていた。「もういないわけだけど、何より喜んでくれていると思っています」と改めて感謝していた。
司会の羽鳥慎一「ギュッと短くまとめたのですが、コツコツと努力をされ、積み重ねた結果がこうなったわけですね」
青木理(ジャーリスト)「こんなすごい研究者がいたとは知りませんでした」
浜田敬子(「アエラ」編集長)「(文子さんは)結果がわからないうちに支えるのは大変ですよね。ノーベル賞が人類に貢献するという本来の趣旨からいうと、まさにふさわしい賞でしたね」
玉川徹(朝日テレビディレクター)「こういう方は、人生のあらゆることを学びにつなげるんじゃないかと思いました」
けさはノーベル賞の裏話も含め1時間の特番だった。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト