乳がん北斗晶「北斗ごはんコーナー復活するからね」山本匠晃アナ涙ボロボロ

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   乳がんで右乳房の全摘出手術を受けたタレントの北斗晶(48)が退院し、夫の佐々木健介(49)とおととい(2015年10月3日)に会見した。がんのレベルは「5年生存率は50%」というところ。今月末から転移を防ぐための抗がん剤治療が始まる。仕事は「ホントに元気になったら復帰したい」という。

これから抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン治療

   乳がんには5段階あるが、北斗のは上から3番目のⅡ期だが、その上のⅢ期に近い「Ⅱのb」。しこりは2センチで脇のリンパにも転移していた。「胸だけなら生存率は70%ですが、脇までいっていた」と話した。健診は毎年受けていたが発見できなかった。乳頭の裏側で発見しずらいのだという。

   ただ、生存率は研究機関によって異なり、最近では乳がん患者の10年生存率は90%近いというデータもある。

   北斗は「胸がないのを見るのが何よりも勇気がいることでした。見た時の衝撃。おっぱい片方なくてもいいじゃん。生きていられるし。生きていられるってすごいなと思う」「子どもたちには、おっぱいなくなっちゃうんだよといった。がんばってといってました」と語った。

   佐々木は「僕たちの前、子どもたちの前で笑ってくれる。すごいなと思いました。死ぬほど悲しいですけど、チャコ(北斗)の前では笑っていたい。自分の身体ではないですけど、一緒に苦しんで戦っていきたい」という。

   これを受けて北斗は「逝くなら1日でも先にこの人を。私が先に逝ったらいけない。それだけ」。佐々木は「少しでも一緒にいたい。顔を見ていたい」と顔を見合わせて笑った。「怖いですけど、その裏に温かいやさしさがある。かけがえのない存在」と照れもしないでいう。真剣だ。

   マスコミにも「お礼をいいたい」という。「皆さんの力で健診に行く人が増えたと思うので、大騒ぎにしていただいてありがとうございます」

   今後、抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン治療と続く。「負けないように私は戦う。それを見て『私もがんばろう』と思ってもらえたら」

   仕事は「中途半端によたよたと戻りたくはない。全然OKになったとき、また皆さん前に顔を出せたらなと。その間は健介が出ているのを楽しみに」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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