きょう1日(2015年10月)夜から天気が急速に変わり、秋の嵐が吹き荒れそうだ。司会の夏目三久は「爆弾低気圧のため、日本列島はあす朝にかけて全国的に大荒れになるとのことです」と台風並みの警戒を呼び掛けた。
低気圧は北海道付近で渦を巻くように発達し、気圧は952ヘクトパスカルまで一気に40ヘクトパスカルも下がる。このため、全国の広い範囲で今夜6時ごろから風雨、とくに風が強まり、北日本では暴風高波の恐れがある。
北海道で予想される瞬間最大風速は45メートル、波の高さは9メートル。東北や北陸、近畿でも瞬間最大風速は35メートルと見られ、東海地方ではあす朝までに250ミリ、九州北部でも200ミリの大雨が予想される。
あす朝の通勤・通学直撃
関東地方でも最大瞬間風速はところにより30メートル、波の高さは5メートルに達する。竜巻、突風などにも注意がいる。洪水被害にあったばかりの茨城県常総市でも、きょう午後には瞬間風速10メートルを超す強風の可能性がある。
気象予報士の尾崎朋美「いまは穏やかでも、今夜からあす朝までの暗い時間に風雨が強まります」
昼間のうちに、ベランダなど家周辺のかたづけや充電、電池の用意などを勧める。影響はあす朝の通勤・通学の時間帯にも及びそうだ。宇垣美里アナ「あしたの朝は少し早めに出たほうがいいかもしれませんね」
夜中0時ごろには西日本の雨はピークをこえるが、東日本や北日本ではまだ暴風や大雨に警戒が必要という。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト