「福山ショック」の余震はまだまだ収まらない。けさ30日（2015年9月）の「新聞チェック」コーナーによると、「家族になろうよ45位→2位 福山作詞作曲2011年発表急上昇」（東京中日スポーツ）、「福山結婚で40億円パ～『アミューズ』株前日比440円安」（スポーツニッポン）など、福山雅冶と吹石一恵の結婚に関するニュースが続いている。
説明役の山本匠晃アナは「改めて福山雅冶という存在の大きさを感じますね」。司会の夏目三久も「これだけ日本中の女性の心にショックを与えているんですから」
アベノミクス新3本の矢「子育て支援」ってそんなこと!?
だが、これだけではなかった。今度は夏目が「ニュースチェック」コーナーで伝える。「福山雅冶さんの結婚に絡めた菅義偉官房長官の発言が議論を呼んでいます」
きのう29日、フジテレビの番組に出演した菅は福山と吹石の結婚についてコメントを求められ、「本当によかったですよね。結婚という機にママさんたちが一緒に子どもを産みたいとかという形で国家に貢献していただけければいいなと思います」と述べた。
この発言について、「女性は子どもを産むのが前提という発言に取られかねないか」と夕方の記者会見で質問され、「まったくそういう趣旨ではありません。結婚や出産が個人の自由であることは当然のことです。大変人気が高いビッグカップルなので、世の中が明るくなって、まさにみなさんが幸せな気分になってくれればいいなと思っているなかでの発言でした」と釈明し、今後も女性の輝く社会を実現するために努力していくと強調した。
官房長官としては、結婚の話題といわれ、思い浮かんだのがアベノミクスの新3本の矢のひとつ「子育て支援」のことだったのだろう。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト