最年長勝利中日・山本昌が引退表明 「今シーズン限りでユニホームを脱ぐ」

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   プロ野球の最年長勝利記録を持つ中日ドラゴンズの山本昌投手(50)が9月25日(2015年)、今季限りで現役を引退する意向を自身の公式ホームページで明らかにした。

   「決断しました」というタイトルの文章で、「今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました」と報告。

「8月の登板で故障して以来、どうするべきか悩みに悩みましたが、きのうチームの今季本拠地最終戦でナゴヤドームに行き、若返りを推進しているドラゴンズの現状を目の当たりにして、ボクが残ったらダメだと強く感じ、引退を決めました」

と、悩んだ末に決意したことを打ち明けた。なお、中日の白井文吾オーナーには25日中に伝えたという。

   14年9月に49歳25日で白星を挙げ、プロ野球の最年長勝利をマーク。今季はジェイミー・モイヤーが持つ米大リーグの最年長勝利記録(49歳180日)超えを目指していたが、今季は未勝利だった。山本は「モイヤーの大リーグ最年長勝利記録の更新や、50歳登板というみなさんに期待していただいたことを実現できなかったのは残念ですが」とするが、それでも「ボク自身は心を決めた今、とってもすっきりしています」という。

   最後には「とにかく、ファンのみなさんのご声援がなければ一歩たりとも進めなかった32年間でした。感謝、という言葉しか、思いつきません。こんな幸せな野球人生は、生まれ変わっても二度と送れないでしょう」とファンに感謝の言葉を綴った。

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