スタジオジブリの映画「紅の豚」のポルコ・ロッソなどを務める俳優・森山周一郎(81)は自分の声にまつわるエピソードをブログに書いている。
森山の特徴的な低く渋い声は父譲りだという。「幼稚園のころからこの声で、小学校に入ると合唱の時『この中に大人が混じってる!』といわれ、近所のおばさんから気の毒がられた」が、「父から貰った相続税の掛からない遺産です。この声のおかげで80を越した今でも食べていけるのだから」と書いた。
担当医から声帯が2枚半ある特殊な構造になっているといわれ、「亡くなったときにはホルマリン漬けにして永久保存を」と言われるほどだという。「これからもまだまだこの声帯で頑張らして頂きたいと思います」