タレント・北斗晶の乳がん手術はきのう24日(2015年9月)におこなわれ、「無事に終了した」と夫の佐々木健介がメディアに報告した。手書きのファクスでこう書かれている。
「午前中に始まった手術は、お昼過ぎには終了しました。現在は術後の痛みと胸を全摘出したことで心の痛みが強く、少しでも痛みを忘れられるよう、離れずそばにいてやる事しかできませんが、家族4人で力を合わせて、がんにまけないように頑張っていきます」「長い闘病生活になりそうですが、皆様の前に元気な姿で一日も早く立てますよう、妻も頑張ってくれると信じています」
ライバルの長与千種ツイッター「負けるなよ!先輩より」
北斗にはさまざまに激励のメッセージが寄せられた。3日前に番組で共演していた岡本夏生はブログに「誰にも打ち明けることなく、いつも通りに元気にスタジオを去っていった北斗晶さん。乳がんが発覚したその日から今日まで、いったいどれだけの恐怖と不安と戦っていたのだろうと」と書いた。スタジオでおどけて笑う2人の写真を載せて、「北斗さんが病気と戦っている間、お留守番がんばります」
マルシアは北斗が公表した日にメールでやり取りしたという。「またご一緒できるように」といったら、ちゃんと返って来て、「頑張れるとこまで頑張る」とあった。「とにかく(治療に)専念してみんなで待っています」と返したという。
プロレスの先輩でライバルでもあった長与千種はツイッターで、「永遠のライバルにしてリスペクトする北斗晶、いま胸が張り裂けそうな気持ちでいっぱいだ。私は彼女に助けられた。彼女との約束を必ずかなえる。だからこそ、彼女を助けたいし負けさせたくない。負けるなよ!先輩より」と書いた。
芸能界にも多い乳がん経験者!麻木久仁子、音無美紀子ら
乳がんによる死亡は毎年1万人以上。芸能界でも乳がんと戦った人は、麻木久仁子、アグネス・チャン、音無美紀子ら大勢いる。「スッキリ!!」はモデルの園田マイコさん(46)とお笑い芸人の小林アナさん(33)の体験と苦悩を伝えた。やはり早期発見が第一。次に乳房摘出の恐怖と乳房再建のすごさ。小林さんの背中を押したのは患者たちだったという。西村綾子リポーターが小林の胸を見て、「きれいですね」と驚いた。
北斗が手術に踏み切ったのは家族だった。ブログに「この数カ月、ずっと側で支え続けてくれたパパ。乳がんと告知されてから、パパは体重も 落ち、私を失うかもしれない恐怖と1人戦っていたと思います。私にはこの人がいてくれる。それだけで大丈夫って思えたし、家族の支えや優しさが、どれだけがん患者の励ましになるか。ただ近くにいてくれればいいんです」と書いている。
闘病はこれから。抗がん剤の副作用は強烈だったと園田もいっていた。相当なことになるのは間違いない。回復を祈ろう。