19日(2015年9月)から5日間の大型連休に入る。稼ぎ時と期待していた鬼怒川温泉の旅館街は、先日の大雨で被害を受けた。シルバーウィークに向けてどんな現状なのか。
東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」前の客待ちしているタクシー運転手はいかにも暇そうだ。「ひどいもんですよ、まったくお客が来ない」。土産物店の主人も「全然だめですね。お客は普段の10分の1ぐらい」と嘆く。
露天風呂崩れたプラザホテル「残念ながら9月いっぱいダメです」
鬼怒川温泉には60軒の旅館やホテルがあり、そのうち休業しているのは4軒だが、営業中の旅館、ホテルでも半数の客がキャンセルしたという。休業している1軒は露天風呂が崩壊しニュースになった鬼怒川プラザホテルで、従業員は「19日営業再開を目指していましたが、浸水被害もあり9月いっぱい作業はかかりそうです」という。
松井康真リポーター「そんななかでいい知らせもあります。東武日光線・鬼怒川線がきょう18日午後にも運転再開される見通しです。キャンセルした多くの客の理由が電車の運休で行けないだったので、シルバーウィークには戻ってくるのではと地元では期待しています」
文
モンブラン