熊谷6人惨殺!ペルー男なぜ日本名「ナカダ」?日系人は優遇されて稼げる

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   埼玉県熊谷市で6人を殺害したと見られているペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)は意識不明の重体のままで、本人からの供述は得られない状態という。

   田崎稔・美佐枝さん夫婦が殺害された前日のナカダの行動が分かってきた。13日(2015年9月)午後1時ごろに近所の住宅敷地に侵入し、住民男性によると「電話を掛けるしぐさで、ケイサツ、ケイサツって言って、そのうち財布を取り出し、カネガナイと言っていた」。男性の110番通報で熊谷警察署に任意同行を求められ、「ペルーに帰りたい」などと片言の日本語で話していたが、財布などの持ち物を置いたまま逃走した。その後、男性に「カネ、カネ」と物乞いをしていた。

犯行前日に突然退職「背広を着た人に追いかけられている。もう工場に行けない」

   ナカダは10人兄弟の末っ子で、05年に来日して関東近郊の工場を転々とし、8月から群馬県伊勢崎市のサラダ製造工場でキャベツを刻む作業をしていた。仕事ぶりは真面目だったという。ところが、今月12日に派遣会社に「退職したい」と電話をしてきて、理由を聞くと「背広を着た人に追いかけられている。もう工場に行けない」と話した。

   伊勢崎市は在日ペルー人の5%、2300人が暮らし、ペルー人が多い町だ。工場で一緒に働いていた日本人同僚は、「日本語は片言しか分からなかった。外国人は仕事に入ったら『こんにちは』って話してくるけど、全然しゃべらない。友だちはいなかったようです。食事もいつも一人で食べていました」と話している。

文   モンブラン
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