「鬼怒川豪雨」もし東京で降ってたら・・・死者6300人。神田川、善福寺川氾濫。中野、杉並、三鷹、武蔵野水没

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「週刊ポスト」元少年A実名公表に説得力!「少年法の保護対象から自ら外れた」

   『週刊ポスト』が「少年Aの実名と顔写真を公開する」とタイトルを打って、写真とAの実名を出し、論議を呼んでいる。写真は他の週刊誌にも出ているかなり古いものだが、実名を出したのは週刊ポストが初めてである。

   掲載理由について、<男性は現在起こっている重大な社会的関心事の当事者。氏名を含めたあらゆる言動は公衆の正当な関心の対象である>とし、紀藤正樹弁護士にこう語らせている。<「元少年Aはすでに成人です。しかも、彼は自分の犯行を本にして出版しており、少年法61条に定められている『罪を推知する情報』を自ら公開している。だが、匿名のままではAが発信する情報に正確性や透明性は担保されず、国民は検証も論評もできない。それはおかしな話です。今回のケースは少年法61条の想定外であり、保護対象に入らないと考えます」>

   私も実名公表は許される範囲だとは考えるが、身勝手な自己愛に凝り固まっている少年Aが、自分の名前が出されたことを逆恨みして、世の中に復讐してやろうと考えるのではないか。この男は自分の性欲のために殺人を犯したのだ。自分の快楽を満たすために、また同じようなことをしないとも限らない。実名を出せばAを周囲が監視できるから、再犯を防げると週刊ポスト編集長は考えてのことだろうか、聞いてみたい。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト