JR放火の野田伊佐也「折り合い悪かった芸術家の父親」家出たが仕送り生活

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父親「音楽やめた方がいいと言った。あまり干渉しない」

   野田は高校を卒業すると直ぐロックバンドを結成し、都内のライブハウスで自作の歌を披露していた。知人は「おととしにYou Tubeで見て、『アレ、まだバンドやっているんだ』と思い、2、3度会った。20年間変わらずに自分の音楽性を貫いていたが、人気はなかったです」という。

   野田がよく通っていた飲食店の店長は「芸術関係の仕事をしている親父さんと折り合いが悪いと相談を受けたことがあります。音楽に対する自分の表現を親父さんが評価してくれないという不満があったよです」と話している。

   野田の父親は芸術家とだけしか「モーニングバード!」は明らかにしていないが、息子の逮捕を聞かされこう語った。「音楽なんかやっても大変だからやめたほうがいいじゃないかと言ったことはあります。どうしてもやめられなくて、一人で吉祥寺に住みたいと言うので、あまり干渉しない方が良いと考えました。生活できないので仕送りしていた」

   バンドのホームページに野田が作詞した歌詞が掲載されている。「隠れろ!隠れろ!隠れろ!攻撃の時が来る迄 燃やせ!燃やせ!燃やせ!ナショナリスト達が蟻のように集まる ヘッドクオーターを燃やしてしまえ!」

   吉川元刑事は「動機はまだわからないが、彼の作った歌詞に動機が隠されているように思いますね」と話す。

文   モンブラン
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