阿蘇山噴火!噴煙2000メートル・・・内輪山越えてゆっくり流れ下り

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   熊本の阿蘇山が噴火したと、午前9時56分、真っ赤なテロップと噴煙の映像が割って入った。噴火から13分後だった。同じ「あさチャン!」のワイドショーでも「モーニングバード!」(テレビ朝日系)と「とくダネ!」(日本テレビ系)は10時前に番組が終わってしまうが、「スッキリ!!」は10時25分までなので番組内で伝えることができた。

噴火口は中岳か

   気象庁の発表では、噴火は午前9時43分。その3分後の映像があった。阿蘇中岳から白い噴煙に黒いものが混じって吹き上がり、やがて黒い噴煙が主となって、わずか1、2分の間に内輪山を越えてゆっくりと山腹を下った。その前縁では、噴石が落ちる様も見てとれた。噴煙の高さは初め1000メートル、のちに2000メートルに達し、北西方向に流れている。

   映像は阿蘇山火山博物館(火口から3キロ)かららしく、駐車場には十数台の乗用車、観光バスが見え、車やシェルターの近くで噴煙を見守る人の姿もあった。

警戒レベル2を3に引き上げ

   噴火の兆しを見せていた阿蘇山は、噴火警戒レベル2(火口から1キロ立ち入り禁止)だったが、気象庁はこれを3(同2キロ)に引き上げ、登山者に避難を呼びかけた。ただ、大規模な噴火ではなかったらし い。

   司会の加藤浩次「白い煙と黒い煙。初めは白い煙ですね」

   長沼毅(生物学者)「そう、マグマの爆発ではないように見えますね。水蒸気爆発ではないのかな。これはいつ起こるかわからないから気をつけないといけない」

   加藤「警戒レベル2で噴火してしまった」

   長沼「この噴火そのものはそう大きなものとは思えないですよ」

   加藤「火山の活動が活発化しているのでしょうか」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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