くりぃむしちゅー・有田哲平が自分の冠番組のために手垢もついていない次世代スターをオーディションで発掘する。今回のテーマは「1ゲイ持ってます!次世代オネエオーディション」だ。5組全員が合格で、この中からブレイクするオネエが出るかもしれないので、先取りで紹介したいと思う。
ゲイを隠してよしもと芸人7年!相方はオネエに見えるホンモノ女性
1組目はオネエ芸人のユーマ。見た目は「クリス松村タイプ」。「それ、それ~!」という持ちギャグが小気味良い。実はゲイを隠して10年ほど「大木三郎」という芸名で芸人をやっていたため、「おネエが好きな駅名の名前」などネタも仕上がっていた。
2組目はお笑いコンビのミラクル☆パンティーという。太ったおネエのあめちゃんと、おネエに見えるけど正真正銘女性のしまのコンビだ。あめちゃんは元よしもとの芸歴7年目という中堅だ。あめちゃんがピアノを弾いて、2人で即興で歌を披露する芸は秀逸だった。まるでミュージカルのようだと盛り上がる。
3組目の素人オネエのドリュー・バリネコはガングロメイクで、とにかく見た目が強烈だ。しかし、披露した特技の「熱い蒸しタオルを掴む」「炭酸一気飲み」は失敗し、結局、見た目だけの面白さだった。
有田哲平「どこの番組でもすぐ通用する達者です」
4組目は登場した瞬間に「キョンシー使い」と言われた祈祷師オネエ・びびこイスカンダルだ。麒麟の川島明に激しい祈祷をおこない、グラビアアイドルの山地まりには猫背を治すためにお尻の穴のすぐ上の「仙骨」を指で強く押しはじめる。
5組目のニューハーフものまね芸人・りんごは、太っているがかわいらしく、正統派のオネエ。普段は見ため通りのカワイイ系キャラだが、突然男の声で武田鉄矢や井上陽水の歌まねを始める。これがかなり似ていて、見た目とのギャップは新鮮だった。有田も「どのものまね番組に行っても大丈夫」と太鼓判を押した。
今回は粒ぞろいで、今後の番組に登場するのを期待したい。(9月8日深夜0時29分)
鯖世 傘晴