「鬼怒川水害」早く逃げなかった住民が悪い?国交省擁護の大学教授に違和感

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「事業仕分けで予算削られたから強化工事に遅れ」

   気象庁、国交省などの行政、受け手の住民、三者三様に教訓を残した鬼怒川の決壊だったが、NPO日本災害情報サポートネットワークの渡辺実理事長が次のような根本的な指摘をした。「観測史上初めてとか、記録的なとか、全国いたるところで自然災害の規模が大きく変わっています。これが大災害を生む根本だというふうに考えるべきでしょうね」

   山田教授「鬼怒川はだいたい300ミリの降雨量で設計されています。それが600ミリですよ。見直しはずいぶんやっているが、事業仕分けで予算を削られてしまった。そこも反省してもらわないと。堤防そのもののお金はさほどかからない。倍以上かかるのは用地買収ですよ」

   なんだか、このセンセイ、お役所を擁護しているばっかりだった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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