世界連覇16でも吉田沙保里ちょっと弱気「いつ負けてもおかしくない」

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   レスリングの吉田沙保里選手が世界選手権女子53キロ級で優勝し、五輪と合わせた世界大会の連覇を16にのばした。個人戦の連勝も200となった。「負けたらどうしようと不安でした」と涙で語る映像に、司会の夏目三久は「この表情を見ると、それだけ重圧がかかったことがわかります」と話す。

「研究されていて負けるかと思うと怖かった」

   石井大裕アナ「夏目さん、本当にわかっているんですか。大変なことなんですよ」

   決勝はスウェーデンのソフィア・マットソン選手と3大会連続の対戦となった。1ポイントを先取されたが、第2ピリオドで得意のタックルで逆転し、2-1で勝ちきった。

   前人未到の15年間負けなしとなったが、吉田は「研究されていて、負けるかと思うと怖かった」「勝って当たり前と思っている人が多い。本当に厳しい戦いを乗り越えました」と声をつまらせた。

   試合前にも吉田は「結果が出なかったらどうしようと考えることはあります」と話していた。「30歳をこえて、若手もどんどん台頭してきています。本当に気が抜けない。全力でやらなければなりません」

   試合後、石井に「リオに向けて頑張ります」と決意をラインで伝えてきたという。

   夏目「さすがにしっかりされています」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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