帯状の雨雲が次々通過中
夏目「朝起きてみると、外の景色が一変していることもありますね」
東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、茨城、福島、山形などには土砂災害警戒情報が出ている。
台風18号は日本海に抜けて低気圧に変わったが、東側に湿った空気が流れ込んで、関東地方を帯状の雨雲がつぎつぎに通過したためだ。東海上の台風17号やオホーツク海にある高気圧の周辺からも湿った空気が送り込まれた。きょうも夕方まで積乱雲が発達し続けると見られる。関東北部ではこれから200ミリ、南部でも100ミリの雨量が予想され、落雷や突風にも注意が必要だ。
森「雨雲にスッポリおおわれた状態で、雨は少なくともきょういっぱいは続きます。土中の水分量もすでに多くなっているため、土砂災害にも警戒が必要です」
激しい雨はあすにかけて東北に移り、あさってには北海道に広がるという。西日本も大気が不安定で、四国では気温が上がる。異常な天候が続きそうだ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト