司法試験漏洩の青柳幸一センセイ、ああやっぱりやったか!特定女子学生ひいき

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   司法試験の問題を作成した考査委員の明治大学法科大学院・青柳幸一教授(67)教授が、大学院を修了した20代女性の教え子に試験内容を漏らし国家公務員法(守秘義務)違反で刑事告発された。青柳教授は06年から司法試験の問題作成や採点、合否の判断を行う考査委員を務めていた。漏洩の事実を認めている。

   きのう8日(2015年9月)には司法試験の合格発表があり、受験生は「公正を守るべき試験委員が問題を漏らすというのはあまりに情けない」「明治で考査委員と言ったら青柳先生と思うぐらい皆さんご存知で、まがりなりにも法律に関わっている人間がそういうことをするのは許せない」と厳しい口調で批判していた。

著書は誤字・変換間違いだらけ!「事故」を「自己」など30か所以上

   青柳教授は慶応大学大学院法学研究科博士課程を修了し、専門は憲法。横浜国大大学院国際経済法学研究科教授、筑波大法科大学院教授を経て、11年4月から明治大法科大学院で1~2年生を対象に憲法を教えていた。

   青柳教授が今年2月に出版した「憲法」という表題の本はわかりやすく、司法試験対策として受験生に人気だ。ただ、司法試験予備校講師の原孝至弁護士は「誤字・脱字が多く、法律家は言葉の正確性を大事にするので非常に気になっていた」という。たとえば、「雑酒(どぶろく)を雑種」「事故の内容を自己の内容」など間違ったままの文字が30か所以上もあったという。

「ブルー卿」と呼ばれて司法試験界に君臨

   元教え子によると、皆がハイハイと従うので、青柳教授のことを皮肉っぽく『ブルー卿』と呼んでいたという。次のような癖もあったと指摘している。「日頃の教え子への対応も、特定の女の子をひいきにすることが多く、今回のことも、信じられないというよりも『やっぱりやったか』『いつかやると思っていた』という気持の方が強いですね」と話す。

   司会の羽鳥慎一「結果の重大性を考えると、笑っちゃいけないですが、非常にわかりやすい構図で笑っちゃいます」

   コメンテーターの住田裕子(弁護士)「こんな考査委員を選んでは絶対いけない。人間的な資質、倫理性やモラルを含めて委員を選任しないといけませんよ」

   法務省も学会の権威優先で人選していたということか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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