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大阪・寝屋川・中学1年殺人「山田浩二」物証乏しく殺人で立件難しい?

   今週の週刊現代と週刊ポストには大阪・寝屋川で起きた中学1年男女の惨殺事件が特集として載っていないのには驚いた。いくら取材費が出せないとはいえ、これほどの大事件を取材しないのでは週刊誌とはいえない。猛省を促したい。

   週刊文春は「鬼畜 山田浩二を知る3人の女」というタイトルで事件の続報をやっているが、新味のある情報はない。だが、<黙秘を続けている山田。物証も乏しく、殺人での立件は容易いことではない>という件は気になる。

   週刊新潮は巻頭で大阪維新の会をつくるといい出した橋下徹大阪市長の「嘘」を並べ立てているが、いまさらこの人間の毀誉褒貶をいい立ててみても読む気にはならない。

   結婚に厳しい歌舞伎界が片岡愛之助と藤原紀香の結婚を許したらしいと、週刊新潮が報じているが、40半ばの男と女がどうしようと、反対するほうが時代錯誤であろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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