大相撲「熊ヶ谷親方」逮捕!付き人を金属バットで連日数十回殴打

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   横綱白鵬を指導したこともある大相撲の親方がきのう2日(2015年9月)、付け人を金属バットで殴った傷害容疑で警視庁に逮捕された。熊ヶ谷親方、本名・山村和行容疑者(45)で、名古屋場所中の7月23日からの5日間滞在していたマンションで、運転手やスケジュール管理をしていた男性(31)を「指示したことがうまくできていなかった」「声が小さい」などとして、金属バットで連日数十回も腰や尻を殴り続け2週間のけがを負わせた。山村は「まちがいなく私がやってしまったことです」と容疑を認めているという。警視庁は去年1月から日常的に暴行していたと見て調べている。

しこ名「金親」横綱白鵬らを指導

   山村は「金親」(かねちか)のしこ名で十両までいき、引退後は白鵬らの指導をしていた。宮城野親方に就任したが、10年に「大相撲に八百長がある」と週刊誌に語り、部屋付きに降格となった。

   司会の夏目三久「またしても角界で暴力事件が起きてしまいました」

   大相撲では07年に時津風部屋で当時17歳の力士が死亡する事件があり、10年には横綱朝青龍の泥酔・暴行騒動などが起きた。相撲協会は再発防止策をまとめ、暴力を根絶やしにすると誓ったはずだった。

   白鵬は報道陣に「朝は稽古をしていて知らなかった。親方に会ってもいないし、分からない」と語り、宮城野親方は「申しわけありません」と謝罪した。

   牧嶋博子(TBS解説委員)「周りが気づかなかったのかと不思議な気がします。相撲人気が復活しているのに、せっかくの暴力根絶の誓いも、のど元過ぎれば何とやらでは残念です」

   暴力体質の根は深い。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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