東京五輪のエンブレムに盗用疑惑が持ち上がった問題でデザインの原案が公開されたが、今度はその原案にも盗用疑惑がネットで噴出しているそうだ。似ているとされたのは、2013年11月に開催されたタイポグラフィーの巨匠、ヤン・チヒョルト展で使用されたロゴだという。展覧会の期間中、エンブレムデザイナーの佐野研二郎氏がツイッターでこの展覧会に言及していた。
佐野氏サイドが作成した公式エンブレムの使用イメージ資料に使われた渋谷駅や空港の写真が、他人のブログのものと酷似しているという。
夏野剛「このままでいいんじゃない」
司会の小倉智昭「(原案のエンブレムは)バランスとか色目とか、似ちゃってることはたしかですね」
夏野剛(慶應大客員教授)「ただ、デザインというのはロジックがあって、どういう思い、意味合いをこめて作るかってことなんで。佐野さんの場合、シンプルさが売りなので、どうしても結果的に似ることはあると思うが、ほんとにパクるということをやったとは思えない」「エンブレムはこのままでいいんじゃないかと思いますね」