おととい26日(2015年8月)夜、東京・中野のマンションの自室で死んでいるのが見つかった舞台女優の加賀谷里沙さん(25)は、近隣の住民の証言から、交際相手とトラブルをかかえていたらしいことがわかった。遺体の首にはヒモのようなもので締められた跡があり、全裸だった。
首絞められ顔にタオルケット
現場は地下鉄・丸の内線の中野新橋駅に近い住宅地にあるワンルーム・マンションの2階で、アルバイト先の居酒屋を無断欠勤したため店長らが部屋を訪ねると、室内の灯りが付いているのに応答がなかった。警察官立ち会いでドアを開け遺体を発見した。
加賀谷さんは足を入り口ドアに向けて仰向けに倒れていて、衣服はつけておらず、顔にタオルケットがかけてあった。窓にはカギがかかっており、室内が荒らされた形跡もなかった。死後1日か2日たっていると見られる。
加賀谷さんの下の階に住む男性は、「24日か25日かに、ドタバタした音と女の人のうめき声が聞こえました。8時から12時の間くらいだった。うーという声で、『なんで?』みたいな声も聞こえたような気がする。酔っぱらっているのかなと思いました」と話している。
また、「30分くらい。初めは気にしなかったが、やっぱり変な音だった」「上まで行ってみたが、玄関側の方で女の人の声がしたので、あまり近づけないなと思って」ともいう。
この証言通りだとすると、殺害されたのは24日か25日となる。しかし、店長らが訪ねた25日夜にはすでに死亡していたと見てよさそうだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト