「深夜にうろつく未成年」去年42万9943人補導!あなたは声掛けするか?

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   大阪府寝屋川市の中学生2人殺害事件では、深夜に街を歩き回る子どもたちが少なくないことが浮き彫りになったが、去年(2014年)1年間に深夜徘徊で補導された未成年は42万9943人に達する。

   藤森祥平アナ「事件にあった2人は決して珍しいケースではないんですね」

大半は「声掛け必要だが自分はしない」

   深夜に街をウロウロしている子どもを見かけたら声をかけるか。「あさチャン!」は東京、神奈川、埼玉で150人に聞いた。声を掛けると答えたのは30人、「しない」は118人だった。しない理由は「怖い」「関心ない」「やっても無駄」「親の責任」などだ。

   また、大人ができることは何かを聞くと、「声かけ」が最多の89人もいた。声掛けは必要だけど、自分はやらないというわけだ。

   コメンテーターの前田浩智(毎日新聞前政治部長)「1人で声をかけるのは、どうも恐怖を感じます。地域全体で包み込む対応が必要です」

愛知・豊田の「パトじい」365日見回り

   愛知県豊田市の若園地区(人口1万3700人)では、60歳代後半のお年寄りたち450人が365日、交代で深夜のパトロール、通称「パトじい」を続けている。子どもを対象にした防犯指導や子ども110番の家をめぐるスタンプラリーも開催し、町内に設置された防犯ブザーの場所を子どもたちに確認させる活動もしてきた。おかげで、10年前は231件あった地域の犯罪件数が、去年は35件と70%も減った。

   前田「家庭、地域、警察に学校や行政とさまざまな人たちがスクラムを組むとよいですね」

   藤森「全体として寄り添う形ですね。一体になって子どもから目を離さないことを考えていかないといけません」

   わかり切ったことをコメントしてこの話題は終り。

文   あっちゃん
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