中継放送のレポーター・カメラマン射殺!ライブで流れたその瞬間

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   アメリカ・バージニア州のショッピングモールできのう26日(2015年8月)、インタビュー中の女性リポーター(24)と撮影していたカメラマン(27)がいきなり銃撃され死亡した。インタビューは生中継だったから、その瞬間が放送で流れた。インタビューを受けていた女性もケガをした。

   撃った男は2年前までこのテレビ局で働いていた元カメラマン、ベスター・フラナガン(42)で、勤務態度が悪いと解雇されたという。そのときも、備品を投げるなど暴れたため、警察を呼ぶ騒ぎになったという。

   フラナガンは現場から逃走したが、約4時間後に警察に追いつめられて車の中で自殺した。

犯人は同じテレビ局の元従業員!解雇されたのを逆恨み

   テレビ局が放送した射殺の瞬間映像やフラナガンの統合動画を「とくダネ!」は入手しているのだが、番組では流さない。リポーター阿部祐二がモニターを見て、「あっ、いきなり撃ちました。バンバンバンと何発撃ったでしょう」なんてやってる。阿部の顔を長々と見せられるのはうんざりだ。

   司会の加藤浩次「撃たれたのがテレビで中継されてたなんて、考えられないですね」

   現場にいるNNNバージニアの田口舞記者は「新しい事実があります」と容疑者が犯行後に長文のファクスを別のテレビ局に送っていたことを伝えた。職場で差別やいじめを受けたこと、他の銃撃事件に触発されたなどと書かれていた。人種差別を受けたとして裁判も起こしてもいた。

犯行を自分で撮影して動画投稿

   フラナガンは携帯動画でリポーターやカメラマンに近づいて銃撃するまでを撮影し、フェイスブックに投稿していた。

   宇野常寛(評論家)「犯人は自分の主張を拡散したがっているんでしょうね。だから中継の場をねらった。ネットは個人の欲望を拡散できるが、どこかで歯止めが必要です」

   坂口孝則(経営評論家)「アメリカでファーストフードに入る強盗のほとんどが元従業員で、職場に対する逆恨み。今回は人種差別かどうかわからないが、せめて銃の規制をどうにかできないのでしょうか」

   かくて、お話はちょっとずれてしまったのでした。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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