台風15号は25日午前(2015年8月)、強い勢力のまま九州を縦断して日本海に抜けた。石垣島では観測史上最も強い最大瞬間風速71.0メートルを記録し、車が横転し街路樹や電柱が軒並みなぎ倒されなど大きな被害をもたらした。
南から湿った空気流れ込み
ふたむら・ちづこ気象予報士は日本海に抜けた後も厳重な警戒が必要だという。「台風へ向けて南から湿った空気が大量に流れ込み、山にぶつかって積乱雲が発達します。山沿いでは大量の雨や突風、竜巻が発生しやすくなります。四国、中国、近畿、東海地方は25日夕方までに200~300ミリの雨量が想定されます。
関東、東北地方も、26日以降は湿った空気が流れ込む影響で大気が不安定になるでしょう」
文
モンブラン