山田浩二「被害者2人クルマ連れ込んだ手口」道聞くふりして「乗って教えて」

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   大阪・寝屋川市の中学1年生、平田奈津美さんの死体を遺棄した容疑で逮捕された山田浩二容疑者(45)が、もう一人の被害者の星野凌斗さんと2人をどうやって車に連れ込んだのかわかっていないが、山田は13年前に「1人で高校生2人を監禁する」(笠井信輔ニュースデスク)事件を起こしていて、その時の手口と同じ可能性が出てきた。

運転席座席倒され身動きできず

   13年前の監禁傷害事件の被害者は当時高校2年生の17歳で、寝屋川市の駅前で同級生と一緒に歩いていて、山田に声を掛けられた。寝屋川市駅の場所を聞かれ、最初は口頭で説明したが、「わからへんから(車に)乗って教えてくれ。送るから教えて」などと言われて、警戒してはいたものの後部座席に乗り込んでしまった。

   乗り込んだ途端、山田は運転席の座席シートをドーンと目いっぱい後ろまで倒し、脚が挟まって身動きできない状態にしたうえで、果物ナイフで脅してきた。高校生は恐怖で声も出なかったという。

   粘着テープで目と口、手足を縛られ、約4時間監禁された後、夜の公園でオイルをかけて火を付けられたという。大やけどを負い、集中治療室に運ばれたが、一命はとりとめた。

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