残り1キロで涙ポロポロ
18時間のとき雨が降り出した。相当に消耗する。この時のインタビューでは「痛みはロックな刺激。思い通りじゃ面白くない」。このあとトレーナーから、「残り時間を楽しまなきゃダメだよ」といわれて最後の踏ん張り。坂道に苦しみ、歩き、また走るで、残り1キロとなったとき、DAIGOの目から涙がこぼれた。残り700メートルでまた手袋をつけた。泣きながらのゴール。加山雄三に迎えられた。そこでひとこと。「HMでしたね。走りましたあ」
中山に涙のわけを聞かれて、「いろいろ不安があった。それが達成できたというのが涙ですよ。で、今の感じはYKですよ。ヤリ・・・切った」
加藤「途中で感極まっちゃったんだね」
中山「100キロ走れるかとか、24時間でいけるのかとか、不安があったのが、クリアしたという安堵、達成感でしょう。完走できた理由は、あまり暑くなかったのとと内蔵の強さ」」と並べたメニューを見てびっくり。
普通は走ると食べられないものだが、DAIGOは「おにぎり、牛丼、釜揚げうどん、水炊き、うどん、そば、サムゲタン」と食べ、果物や梅干し、飴なども口にしていた。
加藤もこれにはあぜん。やっぱりこいつ、ただ者でない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト