28年ぶりに東京の東西代表が準決勝に臨んだきのう19日(2015年8月)の甲子園は、西東京の早稲田実が仙台育英(宮城)に、東東京の関東第一は東海大相模(神奈川)に大きく点差をつけられ破れた。注目の早実・清宮幸太郎のバットも快音を発しなかった。
怪物の目に涙・・・でも「土」持ち帰らず
1年生らしからぬコメントで人気だった清宮も、7-0という力負けと、自らも内野安打1本という内容に力なく無念の涙を流した。「生まれかわっても、上級生の皆さんと野球がしたいなと思います」と話しながら、「こんなもんじゃまだまだ満足できない。どんなピッチャーでも打ち崩せるようなバッターになりたい」と、甲子園の土は持ち帰らなかった。捲土重来はなるか。
もう1人の注目、関東第一のオコエ瑠偉はヒットを放ったものの、試合は10-3という大敗だった。大会屈指の攻守好打もこの日が最後となった。3年生のオコエに来年はない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト