「安保法案反対は利己的」の武藤貴也議員「未公開株で黒い錬金」出資募って返さず

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   安保関連法案に反対する若者を「自己中心で極端な利己的考え」と批判して物議を醸した自民党の武藤貴也衆院議員(36)が、今度は『週刊文春』(8月27日号)で未公開株をめぐり「自民党議員の黒い錬金術」とヤリ玉にあげられた。

   武藤の代理人が19日(2015年8月)に自民党に離党届を提出して即座に受理されたが、本人は姿を消したままだ。

「国会議員枠で買える」で集めた4100万円

   週刊文春の記事によると、武藤は未公開株を「国会議員枠で買える」と持ちかけ、23人から計4100万円を集めたが、実際には未公開株は購入されず、6人分約700万円分が返済されていない状態という。

   この未公開株売買の事実を裏付けるかのように、武藤と未公開株を購入しようとするA氏とのやり取りがネットのLINE上に残っていた。その中で武藤議員は次のような書き込みをしている。

「資金準備はできましたか?こっちも色々当たっているけど時間がなさ過ぎて確実なとこがまだ見つかりません」
「来月、新規公開株の取引の話があり、最低でも2倍になると言われています。内々で俺に取引を持ちかけてきているのだけど元手がありません」
「株の枠を抑えてもらっていることは本当なので、あとこの案件はクローズだからね。正直、証券会社からもうちが国会議員のため枠を抑えているのが一般に知られたら大変だと言っています。その辺を呉々も注意してください」

   このやり取りがあったのは昨年10月29日午後2時37分。武藤はちょうどこの時間に衆院外務委員会に出席しており、委員会を映した映像を再現してみると、着席しながら机の下で何やら熱心に操作している姿が映っていた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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