早実・清宮幸太郎あすも1発期待!出るか甲子園記録「1年生の3試合連続本塁打」

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   甲子園注目の怪物、早稲田実業の清宮幸太郎(16)はきのう17日(2015年8月)、2試合連続となるホームランを放って、1年生の甲子園1大会2本塁打という記録に並んだ。1983年の桑田真澄(PL学園、のち巨人)以来32年ぶりだ。あすの準決勝で1発出れば新記録になる。

第1試合多い早実・・・阪神電車は早朝から増便

   清宮を見ようという高校野球ファンが甲子園に詰めかけている。早実は第1試合が多かったため、阪神電車も早朝から増発するほどだ。

   この日の対九州国際大付戦では、4回無死で初球をたたいた。軽く振った感じだが、ライナーで右翼席に飛び込んだ。その前の打席で、内角を打たされて投ゴロに倒れたときに左手をいためていたのだが、「きょうは自分の当たりの本塁打でした。(手を痛めて)逆によかったのかもしれない」と平然という。

   この試合後のコメントにメディアが参っている。「頑張ります」「応援よろしく」なんて決まり文句を言わない。言葉が一つひとつ決まっている。いわゆる「見出しになる」というやつだ。こればかりは生まれついてのもの。メディアはこれに弱い。

   この日も、「もちろん全国制覇が夢ですけど、目の前の試合を1個1個勝っていくというチーム方針の中、西東京大会からやってきたので、次の試合も先を見据えずに、ひとつの試合だと思って」といった。

   司会の加藤浩次は「コメント力も一流だね」と笑う。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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