先週13日(2015年8月)夜、大阪・高槻市の人気のない駐車場で少女の遺体がみつかった。両手を後ろ手に縛られ、テープで顔をグルグル巻きにし、鼻と口をふさがれた窒息死だった。身体には多数の切り傷があった。手がかりは近くの会社の防犯カメラに写った2台の車だけ。奇妙な事件だ。
不可解!8~15歳の捜索願・失踪届なし
遺体があった駐車場は幹線道路から離れた田んぼに面した物流センターで、帰って来たトラック運転手が自分の乗用車を動かしたところ、クルマの下に遺体があった。あたりは民家も灯りもなく真っ暗だが、現場から田んぼを隔てて約60メートルのところに設置された防犯カメラには、遺体発見の約1時間前に不審な2台の車が写っていた。正確には、車のライトの動きが写っていた。
午後10時35分に、駐車してあったトラックと乗用車の間に1台の車が駐車した。5分後、もう1台が先に来た車の前に(縦列)駐車した。ライトが消され、真っ暗の30分後、1台がライトを点けウインカーを出しながら走り出し、もう1台はスモールライトだけで続いた。防犯カメラは離れていて、わかったのは乗用車ということだけだった。
見つかった遺体は8~15歳の少女で、死亡推定時刻は午後7時ころ。発見の4時間半前だ。ブラウスにスカートで、現場に血の跡が少なく、別の場所で殺害されものとみられる。切り傷は左半身に集中しており、いずれも致命傷になるものではなかった。死後につけられた可能性もある。
警察は大阪府内の捜索願や失踪届けを当たったが、該当する者はなかったという。8歳から15歳の少女がいなくなって届けが出ていないというのも奇妙なことだ。
すぐ気付くはずの家族や知人は?
司会の加藤浩次「車が縦列駐車というのは変だね」
上念司(経済評論家)「仲間でしょうね」
リポートの大竹真も「映像では2台が共謀していたという感じがします」という。
加藤「トラックを停めるところで一般の車は停めない。それをわかっていたのは土地カンがあるということですかね」
長沼毅(生物学者)「どこからか運んで来た。ミステリーですよ」
加藤「8歳から15歳とはどういうことかな」
高橋真麻(フリーアナ)「その年齢だと、家族とか学校とか友だちとかあるはず。それが判らないのは不思議ですよ」
ポイントは多分そこにある。