たけしが選んだ「ヒンシュク大賞」大塚家具の父娘ケンカは狂言じゃないか
週刊ポスト恒例のビートたけしの「2015年上半期ヒンシュク大賞」は緑陰読書には格好である。だが、佐村河内守や号泣男の野々村竜太郎がいた昨年に比べるとやや小粒感は否めない。
まずは妻子のある年下議員との「路チュー不倫」がバレた中川郁子議員。「中川昭一さんの未亡人か。この人もズレてるよな~。不倫がバレた後もまた男と会ってたのを週刊誌に『生足デート』とスッパ抜かれて、『生足じゃない』って反論したのには笑ったな。問題はそこじゃないって。もっと問い詰めたらイク子さんは『私はナマでやってない』とか言い出しそうだな」(たけし)
ちなみに郁子は「いくこ」ではなく「ゆうこ」と読む。
維新の党を除名になった上西小百合議員については、「あのダッチワイフみたいなメークのネエチャンか。だいたい議員の数が多すぎるからこんなバカげたことが起きちゃう。(中略)国会議員は政治と社会常識を問う期末試験を毎年やって、成績が悪けりゃバッジを剥奪したほうがいいね」(同)
引退を発表した橋下徹大阪市長については、「結局、この人は落ち目のアイドルと一緒だよ。引退コンサートで最後にカネをかき集めて、そのあとはヌードになって、AVになって・・・。今後もきっといろんなネタを切り売りして話題作りをするんじゃないの。だけどテレビそのものが凋落している中で、その手法の模倣ってのも限界があるだろうけどな」(同)
今年前半最大の話題といえば「大塚家具」の父と娘の大げんかだ。「このケンカ、実は大塚家具にはオイシイことばかりなんだよな。カネ出さずにニュースやワイドショーがガンガン『大塚家具』って名前を宣伝してくれるし、株価は上がるわでさ。CM効果にすりゃ、数十億円レベルだぞ。オイラはいまだに狂言親子ゲンカじゃないかって疑っているね」(同)
とまあ、言いたいことをぶちまけて、今回の大賞は大塚家具の父と娘だとさ。