皇后さま胸の痛み「冠動脈狭窄」ストレスと疲れ・・・81歳には忙しすぎる公務

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   胸の痛みを訴えられていた皇后さまは9日(2015年8月)、東京大医学部付属病院で心臓の冠動脈CT検査を受けられ、冠動脈の一部の血管が狭まる軽度の狭窄が発見された。冠動脈3本のうち1本に2か所、他の1本に1か所の計3か所に動脈硬化による狭窄があった。

   東京ハートセンターの南淵明宏・心臓外科医によると、「冠動脈がまったく問題なくても、ある時突然ぎゅぎゅって自分で狭くなる。精神的ストレスとか疲れとかで誘発されます。硬いところ、あるいは狭くなっているところがないということは非常に良かった」

   宮内庁は「日常生活を続けていただく一方、激しい運動を控え、ストレスもかからないよう配慮する必要がある」としている。

切れ目なく国内視察・出席や海外訪問

   皇后の公務は年間600回といわれる。胸の痛みを訴え始めた4月(2015年)以降も、各国大使や要人へのご引見、ご接見が次から次に続き、その合間を縫って4月8~9日はパラオ訪問、5月16~18日は全国植樹祭(石川県)、6月17~18日は宮城県・山形県訪問、7月16日には福島県訪問、17~20日には栃木県視察、26~28日には愛知県視察とでかけっぱなしだ。81歳の身体にはこれはきつい。

   住田裕子(弁護士)「ご公務は、変な話ですが、お手洗いとか飲み物とか少し控えていらっしゃるので緊張されますね。ストレスの原因になりでしょう。次の世代がちゃんといらっしゃるのですから、その方々が育っていくよう見守っていかれるなど、ご負担を減らしてほしいです」

文   モンブラン
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