「あさチャン!」放送中に、テニスのシティ・オープン決勝で錦織圭選手が勝ったという速報が入った。ウィンブルドン選手権で左足ふくらはぎを痛めて棄権して以来1か月ぶりの公式大会だったが接戦を制した。ツアー通算10勝目。
終盤は得意のストロークプレーに持ち込み翻弄
相手のジョン・イスナーは身長208センチで、錦織より30センチも長身だ。これまで0勝1敗と分も悪かった。第1セットは時速230キロの強烈なサーブに押され、4-6で落とした。
司会の夏目三久「230キロのサーブなんて、見えないですよね」
久しぶりの大会という重圧と連戦の疲労に加えて、ビッグサーバー相手だけに自分のサービスゲームは必ず取らなければならいプレッシャーもあったらしい。
錦織は第2セットで立て直し、リターンで長身選手の弱点である足元をついてチャンスを確実に広げ、6-4で奪った。第3セットは得意のストローク戦に持ち込み、コーナーぎりぎりをついて6-4で競り勝った。
31日からは4大メジャー「全米オープン」
夏目「ちょっとヒヤヒヤする展開でした。いまノッているレスナーに勝ったことは大きいですね。勝敗の分け目はどこだったのですか」
石井大裕アナ「世界ランキング18位の相手に5位の自分は負けられないという気持ちではないですか。足はもう心配ありません」
錦織は10日(2015年8月)からマスターズシリーズのロジャー・オープン、16日からウエスタン&サザン・オープンに出場し、31日からは全米オープンが始まる。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト