有吉弘行がMCを務め、4月（2015年）に放送されたときは深夜帯ながら6％の視聴率を取った。今回はその第2弾。若手芸人27人が有吉の用意したお題＝お笑いの壁に挑戦する。
前回のロケは熱海の商店街だったが、今回はよみうりランドだ。遊園地の面白い人を演じて有吉を笑わせたら『お笑いの壁クリア』となり、1ポイント獲得できる。お手本を見せる中堅芸人＝先輩の壁として、ロバート・秋山とバイきんぐ・小峠も参加した。
バイきんぐ・小峠お化け屋敷でスカート覗き込み
園内のあちこちに出没してボケまくる。全裸に見えるポーズでブレイク中のとにかく明るい安村は、もえるごみのごみ箱にすっぽり入り、窓から顔を出して「安心してください、入ってますよ」で1ポイントゲット。正統派漫才コンビのニューヨークは、コインを入れるとのんびり動くアニマルバッテリーカーに2人乗りし、本物の警備員を後ろから追いかけさせて「逃げろ～」とやる暴走族ごっこでクリアした。
ブルーリバーは川原がアシカショーのアシカに扮し、裸でステージに滑り込み、ご褒美の生魚をくわえて3メートルの高さの飛び込み台からプールにダイブするなど体を張ったにもかかわらず、「ちょっと長いですね」でクリアならず。先輩も負けていない。小峠はお化け屋敷の人形のスカートの中を覗き込み、秋山は迷子になった子どもを演じてポイントを獲得した。
若手芸人27人が有吉弘行「お笑いの壁」挑戦
この番組の見どころの1つに、芸人たちのコラボ芸がある。おかずクラブと小峠のケンカコント、三四郎と秋山のマネジャーによるキツネうどんの油揚げを使ったリアクション芸などである。トレンディエンジェルとお侍ちゃん、安村の4人でやった『ハゲラッチョ』ラップは、有吉から「完成度高すぎ」と褒められた。
獲得ポイントのトップはパンサー・尾形。なのに優勝者は有吉の独断によりトレンディエンジェル・たかしに決定する。文句なしに笑えた1時間だった。（放送8月3日深夜11時59分）
大森