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反安倍首相に舵切った創価学会!安保法制反対集会にもシンボルの「三色旗」

   『週刊ポスト』によると、安保法案反対のデモ隊の中に創価学会のシンボルである「三色旗」を掲げる人が目立ってきたという。旗にはこんな言葉が書かれているそうだ。「バイバイ公明党」「人間革命 読み直せ」

   創価学会員たちは安保法案に賛成する公明党に反旗を翻し始めたのだ。

   7月28日(2015年)に日比谷公園で行われた反安倍政権集会に、三色旗を掲げて参加した学会員の話を聞いたという。<「私は親の代からの創価学会2世で、生まれた時からずっと反戦平和、憲法九条の遵守という池田大作先生の教えを学んできました。デモに参加して自分の考えを訴えるようになったのは、今回が初めてです。これまでは公明党のいうことは正しいと思ってきたのですが、昨年の集団的自衛権の憲法解釈変更の閣議決定の報道に触れるうちに、『何かおかしいな』と思い、いろいろ勉強するようになって、今の公明党のおかしさに気付いたのです」>

   創価学会が反安倍首相に舵を切ったのは、7月1日に発売された創価学会言論部の機関誌をルーツとする月刊誌『第三文明』(8月号)に、安保法案の違憲性を指摘する首都大学東京大学院准教授で憲法学者の木村草太氏の次のようなインタビューが載ったことでもわかるという。

<「(政府は)かなり恐ろしい議論を進めていることを自覚するべきです」「公明党の皆さんには、今こそ原点に立ち戻っていただきたく思います」>

   これは<「創価学会本部が法案反対への理論武装を開始した表れではないか」>と自民党議員たちに衝撃を与えているというのだ。今ごろになってという思いはあるが、過ちを改めるに遅すぎることはない。公明党よ、平和を守るという結党の原点を思い出せ!

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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