海水浴場に4メートルの大型サメ!茨城「遊泳禁止」波間に三角の背びれ

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   茨城県鉾田市の海水浴場にサメが現れ、鹿島灘に面する7か所の海水浴場が遊泳禁止になった。茨城県警のヘリコプターが上空から確認したサメは2匹だが、サメの種類、危険度などはわからないという。

   現地から中山美香がリポートしたが、まさに絶好の海水浴日和というのに、浜辺にはほとんど人影がなく、わずかにテントがいくつか見られるだけ。日光浴はできても、目の前に寄せる波の中に入ることはできない。

浜辺まで数メートルに接近

   きのう5日(2015年8月)、鉾田海水浴場沖で県警ヘリが撮った映像は鮮明にサメの姿を捉えていた。小魚の群れを追っているようで、体長は4メートルくらいはありそう。三角の背びれを海面上に出している。浜辺で水遊びする人たちにほんの数メートルから20メートルまで近づいてくる。

   目撃情報が寄せられたのは4日夕方だった。午後7時前、鉾田市役所へ「サメを見た」と通報があり、その後も目撃情報が続いた。茨城県「(体形から)メジロザメ系とみられる。人に危害を加える可能性は少ないが、絶対とは言えない」として、北は大洗から千葉県境の波崎までの7海水浴場を遊泳禁止とした。

おとなしいメジロザメか?

   メジロザメは概しておとなしいとされるが、さまざまな種類があり、96年に宮古島で大型のオオメジロザメに男性がかまれ死亡している。07年8月には静岡・伊東市で人を襲うこともあるシュモクザメが出て、捕獲されるまでの6日間、宇佐美海水浴場が遊泳禁止になった。10年7月には長崎でシュモクザメ、15年7月には山形で種類不明のサメが目撃されて11の海水浴場に注意が喚起された。

   茨城のサメは北上しているのか南下しているのか見極めがついていない。おらず、茨城県でも、対応に苦慮している。

   おおたわ史絵(内科医)「茨城の海は本当にきれいな海なので、残念。サメといってもおとなしい種類もあるし、早く安全を確認できたらいいのですが」

   「お前は安全か」と聞くわけにもいかないし、といってやみくもに駆除もできない。困ったことだ。

文   ヤンヤン
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