「噂の!東京マガジン」BPO申し立てのつくば市、住民投票大敗で逆証明された「番組は公平だった」

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   反対意見ばかりを紹介したとして、茨城県つくば市がTBS系バラエティー「噂の!東京マガジン」(日曜ひる1時)を放送倫理・番組向上機構(BPO)に審理申し立てをした「総合運動公園計画」問題は、きのう2日(2015年8月)に建設の是非を問う住民投票が行われ、反対6万3482票、賛成1万5101票で、つくば市側が大敗した。

   計画はつくば市内に305億円かけて運動施設の建設や運動公園整備をおこなおうというもので、住民から「税金の使い過ぎだ」という批判が強まり、住民投票に持ち込まれた。

   「東京マガジン」はこの問題を4月26日と5月31日に取り上げた。この放送内容に対して、つくば市の市原健一市長は「反対側の主張に偏っている」「印象操作を行っている」として、先月17日(2015年7月)にBPOに審議を求める申し立てを行っていた。

   住民投票の結果は反対が圧倒的多数で、「東京マガジン」の取材で反対が多かったのは、むしろ市民の意向を公平に伝えていたことになる。さて、つくば市はBPO審理でどんな主張をするのだろうか。「東京マガジンのおかげで負けた」とでもいうのだろうか。(テレビウォッチ編集部

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