東京都心や周辺では連日ゲリラ豪雨が発生している。原因は連日の暑さ。都心はきのう30日(2015年7月)までの12日間連続で30度を超え、真夏日となった。このうち2日は35度を上回る猛暑日だ。上昇気流で積乱雲が発達したところへ湿った空気が流れ込んだために、平野部でも積乱雲が発生しやすくなったと見られる。
列島上空で高気圧と寒気が衝突
きょう31日も関東甲信の広い範囲で注意が必要だ。気象予報士の藤富郷によると、通常なら列島をすっぽり覆う高気圧がやや南にあるため、暑くはなるが、湿った空気も流れ込む。場所によっては雲がわき強い雨を降らせるという。
週末の土日は高気圧が張り出してよく晴て猛暑が続く。ただ、上空5500メートル付近にマイナス6度の寒気もあるため、いっそう不安定な天気が関東だけでなく西日本から東北の広い範囲に及びそうだ。「雷の確率が高くなります。花火大会などでは十分注意をしてください」(藤富予報士)
司会の加藤浩次「毎度のことですが、熱中症にも気をつけてもらいたいですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト