サウジアラビア国王の豪華なバカンスが現地で騒動になっている。サルマン国王と約1000人のお供ご一行は、フランスのカンヌにほど近い地中海沿岸、バロリスの広大な別荘に3週間の予定で滞在中なのだが、これに反対する署名が13万人以上も集まったそうだ。
理由は滞在中は別荘周辺の公共ビーチが300メートル沖まで立ち入り禁止となり、一行の貸し切りとなったこと。また、別荘からビーチへ通じる専用エレベーターを設置したことが自然破壊だとしている。国王側はエレベーターについては、滞在後は撤去すると表明した。
国王はセミの声を聞きながら3週間のお昼寝
3週間に落とすカネが約6800億円という豪遊ぶりから歓迎の声もある。お供が泊まることでカンヌの高級ホテルが満室になったり、「サウジアラビアの人はお花が好き」(司会の羽鳥慎一)なため、別荘などに飾る花を花屋から1日1万5000本も購入するからだ。
赤江珠緒キャスター「(花は)1週間ぐらい持ちますよ」
国王のバカンスの過ごし方は、セミの声を聞きながら昼寝するというものだそうだ。