夏祭り、花火大会、海水浴を狙ったスリや窃盗に注意するよう、ゲストの小川泰平・元神奈川県警刑事が呼びかけた。祭り専門のスリは人が密集しているところでわざとぶつかり、気を取られているスキに財布を盗む。要注意なのは「シロップマン」だ。かき氷やジュースをわざとひっかけて気をそらして財布を狙う。
とくに浴衣で手ぶらは危険。浴衣のたもとに財布を入れるのは最も狙われやすく、たもとを切られ財布を掏られるケースがある。
花火に夢中になって異変気付かず
男性は「ケッパー」と呼ばれる手口で被害にあう。ケツ、つまりお尻のポケットに財布を入れ入れておくのは剥き出しと同じで、普段は異変に気付くが、祭りや花火に夢中になると気付かない。
小川氏は祭りや花火大会が終わった後も注意してほしいという。疲れて注意が散漫になっているところを帰路の電車専門の「箱師」が狙っている。
文
モンブラン