「ふるさと納税」で児童養護施設の子どもに「遊園地遊び放題」プレゼント

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   人気の「ふるさと納税」を活用して遊園地を借り切り、児童養護施設の子どもたちを招待するプレゼントがあった。司会の夏目三久は子どもたちが遊ぶ映像を示しながら、「おととい27日(2015年7月)、ある遊園地で夏休みの子どもたちが笑顔で楽しみました。実はこれある人物からのプレゼントだったんです」と伝えた。

愛知県・碧南市役所に「100万円寄付するので返礼は・・・」

   愛知県碧南市役所に今年3月、「ふるさと納税をしたいのですが」と男性が訪れ、「福祉関係に使ってほしい」と現金100万円を寄付した。男性がふるさと納税の返礼として指定したのは「へきなん満喫スペシャルプラン」だった。観光バス2台で遊園地を訪れ、貸し切りで利用できるほか、隣接の衣浦グランドホテルのレストランでバイキングランチを腹いっぱい食べられるプランだ。これを児童養護施設「オリーブ」にプレゼントしたいと申し出た。

   担当者の岡崎康治経営企画課長も驚いた。「まさかこのような使い方があるなど、われわれも大変ビックリしました」。もっと驚いたには「オリーブ」の広瀬貴雄施設長だった。「話を聞いたときはビックリしまして、子どもたちも『ハッ!?』って驚きの声をあげたほどでした」

   とくに、子どもたちは「乗り物乗り放題」「食べ放題」はうれしい。「てるてる坊主作ったから晴れますよ」と、前の日から大はしゃぎだった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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