妻(21)と知人男性(21)を車ではねて殺そうとした大阪市東大阪市の無職、袋谷椋哉容疑者(21)がおととい26日(2015年7月)、殺人未遂の疑いで逮捕された。妻に対するドメスティックバイオレンス(DV)防止法で接近禁止命令を受けていたが、「待ち伏せしていたら男性と現れたのでカッとして殺してやろう思った」と供述している。
届いた荷物の送り主から転居先聞き出し
袋谷は26日午後9時半ごろ、大阪府藤井寺市の路上で車の中で待っていたところ、妻と男性が並んで歩いてきたので後ろから2人を轢き、さらに刃物を持って襲いかかった。2人は頭などに軽いけがをした。
妻は今年(2015年)1月、夫のDV被害について警察に相談し、5月にいったん収まったが、6月から再び暴力を振うようになり、今月25日にはシェルターに避難し、袋谷に内緒で新しい住まいに転居したばかりだった。事件が起きたのはその翌日だった。
司会の加藤浩次「(妻の新住所が)どうやってわかったのでしょうね」
レポーターの大竹真「そこなんです。夫を名乗って聞き出したと思われます」袋谷は「妻に届いた荷物の送り主に問い合わせをしたら、新しい住所を教えてくれた」と供述している。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト