台風12号が強い勢力を保ったまま日本列島に接近中だ。きょう24日(2015年7月)午前8時現在、南大東島の南東海上にあり、西へ時速15キロで進んでいて、あす25日は沖縄、日曜には九州に影響が現れる見込みだ。気象予報士の藤富郷は「コンパクトな台風ですが、雨風が急に強まります」と伝える。
「ながさきみなとまつり」はお天気神社で祈願
学校も夏休みに入って、この週末は各地でイベントが予定されているが、12号の影響で中止するところも出てきそうだ。去年29万人を集めた「ながさきみなとまつり」の関係者は150キロ離れた熊本県のお天気神社まで行って祈って来た。神頼みだけでなく、テントにロープを張るなどの対策を「台風がどう進むかで決めたい」という。
佐賀の浜崎祇園祭もあす、あさってに予定されている。人気の山笠は木と紙をノリとボンドで貼り合わせて作るため雨風に弱い。大型重機まで使って半年前から準備したものが風速20メートルで倒れることもある。
「台風直撃なら山笠解体しかないが、十数年前にそうしたら、翌日はなにもなかった」と関係者はやきもきしている。
司会の加藤浩次「台風11号通過からまだ1週間。地盤にも気をつけてもらいたいですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト