3400人の中国人観光客が乗ったアジア最大級のクルーズ船「マリナー・オブ・ザ・シーズ」がきのう22日(2015年7月)、鳥取境港市に寄港した。クルーズ船の誘致を進めている境港は大きな期待を寄せ、地元商店街の「水木しげるロード」では、どの店も中国人向けの商品やサービスなどに工夫をこらして「爆買い」に備えたという。なかには、中国人に絶対売れるという「桃のフローズンドリンク」を出すために、40万円もかけて装置を導入した店もあったそうだ。ところが・・・。
一番売れたのは「大山鶏のから揚げ」
中国からのクルーズ客に一番売れたのは、意外にも「大山鶏のから揚げ」だった。悪天候だったせいか、フローズンドリンクの売れ行きは伸びなかった。とはいえ、売り上げが通常の5倍に達した店もあって、地元商店は今後も中国人客に大きな期待を寄せているという。
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「もう地域にとって大チャンスですよ、これ。もうどんどん中国の人にカネ使ってもらおう」